- セクハラに関する厚労省のアドバイス
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では、
①「はっきりと拒絶しましょう」
②「まず会社の窓口にご相談ください」
③「会社で対応してもらえない場合や社外で相談したいときは、都道府県労働局雇用均等室にご相談ください」と、対処の方法が説明されていますがマニュアル通りの対応が難しいのが、 セクハラ被害の深刻さなのだと思います。
はっきりと拒絶した結果、どうなるのか? 会社の窓口に相談した結果、どうなるのか?
加害者の地位や会社の考え方次第で、展開は大きく変わります。リスクを知った上での対処がとても重要になります。
まずは気軽に、メールかお電話でご相談ください。
こんなセクハラに悩んでいませんか?
こんな解決をしています。
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私は、会社を辞めてしまってからの相談でした。継続的に社長からセクハラ行為を受け夜、寝られない日が続くようになってしまいました。お医者さまから「このまま仕事をしていたら治りませんよ」と言われ、退職を決めたのです。
退職後、法律事務所で相談を受けましたが、身体接触などの証拠が何も無い状態では訴訟をしても勝ち目がないこと、仮に相手が全面的に認めても、多くの裁判例では50万円程度の慰謝料でしかない事を、資料をもとに説明してくれました。
着手金が用意できなかった事もあり、母親と相談し社会保険労務士にお願いして、労働局の調停で解決する方法を選びました。
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数回の調停の結果、突然会社にセクハラ加害者専門をうたった弁護士が付き、話し合いは進まなくなりました。
そこで社会保険労務士さんに紹介されたのが、あおぞらユニオンでした。ユニオンの担当者と、社労士さんが、直接会社に出向きました。
小さな会社なので社内で話す事ができず、近くの喫茶店で話し合いがもたれました。たった1回の団体交渉でしたが、会社は弁護士と相談して決めると回答がありました。
会社に弁護士が付いてから約2ヶ月で解決しました。解決金は休業損害や治療代を加味して650万円でした。
- 【組合のコメント】
- とても、まじめに働いていた事が解決を有利に運びました。経営者もとても反省され、2年分の賃金の補償をしたものです。
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会社は中堅のマンションの管理会社で、社員数は2,000人でした。私が働いていたマンションは、社員9人で、女性は私一人でした。
マンションの住人さんからは受付に女性がいることで、とても喜んでいただくなど、働きやすい職場でした。
そんなとき、定年後、嘱託で働いている古い従業員のAさんから過度に干渉されるようになり、働きやすい環境は一変してしまいました。
最初の頃は朝の挨拶の時に肩に手を当てる位でしたが、やがて「おっ、コッテルナ」等と言って、肩を揉んだりするようになりました。
私は社会人として初めての就職先であり、先輩は全て雲の上の存在でした。
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その中でもいわゆる古参の社員で、本社から幹部の人が来ても気軽に言葉をかわす姿を見ていると、セクハラの事をなかなか言い出せませんでした。
休日の昼間は2名体勢になりAさんがシフト調整している為、休日はAさんと二人きりになるようになり、セクハラはエスカレートしていきました。
休日が近づくと夜寝られなくなり心療内科で薬を処方してもらうようになってから組合に相談しました。組合は直ぐ行動に移し、円満に和解する事ができました。会社も反省し、積極的に再発防止を組合と話し合って決めてくれました。
現在、それまで無かったハラスメントの相談窓口を作った事、女性一人の職場はつくらない事などを取決めてあります。
- 【組合のコメント】
- 安心して働ける職場作りができた、とても良い事例です。組合の働きかけで実現したのですが、会社のコンプライアンス意識の高さが最も大きかったと思います。
- また、職場復帰が目的でしたので、会社への請求は行なわず、休業損害や病院代などの被害に関しては、組合所属の弁護士が交渉し、全額Aさんから回収しました。
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入社して3ヶ月、会社の専務からのセクハラでした。専務は社長よりも権力があり、誰一人意見を言う人はいませんでした。
私自身お酒が好きで、他の従業員に知られないように専務に誘われる事を、特別に扱ってもらっているとの意識があり何度も連れて行ってもらいました。
仕事上も他の従業員とは違った優しさで接してくれました。酔った勢いで強引に誘われで身体を許してしまいましたが、妻子ある専務に対して、以後は断りつづけました。
専務はその頃から態度を豹変させ、いわゆるパワハラを行なうようになり、最後には「おまえみたいなやつは、来なくていいぞ」と怒鳴られ、退職を決意しました。
それまでも、社長や会社の社労士さんに、専務のセクハラとパワハラについて相談していましたが、全く改善されず、体調不良もあり自己都合退職してしまいました。
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ネットを頼りに、法律事務所の無料相談をしていただきましたが、証拠が無い事もあり断られてしまいました。
そんなとき、あおぞらユニオンを知り、相談しました。回答は法律事務所と同じでしたが、交渉は引き受けて頂ける事になりました。交渉内容は触れませんが、280万円が支払われる事になりました。
会社弁護士から条件として、専務を解任したいので、協力頂きたいというものでした。そもそも、私はお金よりも、専務を辞めさせたとの思いでしたので、和解書にサインをしました。
その後、専務は自主退職し、離婚した事も伝わってきました。加害者に制裁(金銭請求等)を加えることは難しかったですが、結果としてとてもよい解決になりました。
組合の担当者が「法律で勝てない時は、労働運動で!」と、おっしゃっていた意味が少しだけ理解できました。
- 【組合のコメント】
- ちょっと時間がかかりましたが、粘り強い交渉でとてもよい解決ができました。会社の弁護士の判断が的確だったと思います。
解決までの流れ比較!
下記のようなことは行いません。
報酬について
相談料 | 0円 |
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組合費 | 1,000円/月 |
特別組合費 | 組合規約で定めています |
寄付金 | 無 |
あおぞらユニオンの概要
運営者 | 労働組合 あおぞらユニオン | 所在地 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-36-3 池袋陽光ハイツ502 |
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担当者 | 窪田義人 |
連絡先 | sodan@aozora-union.com |